浄土真宗の開祖、親鸞聖人の祥月命日にあわせて執り行われる、
浄土真宗の門徒が大切にしている法要が 「 報恩講 」 です。
親鸞聖人のご命日は11月28日ですが、旧暦では1月16日にあたります。
広島では、10月末から1月にかけて、ご家庭のお内仏を前に住職にお勤めいただいたり、
寺院では法座や催し物が開かれたりしています。
親鸞聖人の御法事であり、
そのご恩をしのび阿弥陀様のお救いをあらためて深く味わう一大法要ということですが、
各家庭では、ご住職をお招きし、お仏壇の前に家族が集まってお勤めし、
昔の話や世間話に花を咲かせたり、先祖や先達への想いを馳せたりと、
穏やかな秋の一日を送ることが出来ます。