海洋散骨のお世話をいたしました
過ごしやすい季節となるこの時期に、海洋散骨を希望される方は多く、この度も故人様ゆかりの地が見渡せる沖での散骨のお手伝いをいたしました。

現在、海洋散骨は違法行為ではありません。国は節度をもって行われる限り違法性はないという見解です。
しかしどこでも行えるわけではありません。海水浴場や漁業権の存在する海域は風評被害となる恐れがあり、トラブルが生じることが考えられます。沖での散骨が望ましいのですが、船の手配などを考えると、業者に依頼することが一番スムースかと思います。

弊社に御依頼いただいた場合の流れについて、ご案内いたします。

① 埋葬許可証で、故人様また御依頼者様の詳細を確認いたします。

② 日程の調整です。ご希望と船舶の空き状況に添って決定いたしますが、悪天候等により急に変更になる場合もあることをご了承ください。

③ 御遺骨を預かり、パウダー状に粉骨し水溶性の紙に包んでご準備いたします。年数のたった御遺骨は、お手元に置いておかれた場合は大丈夫ですが、一度お墓に埋葬された場合は、水分を含んでいたりもしますので、粉骨できるかどうかの確認をさせていただきます。

④ お寺様の読経をいただくか、献花 ・ 献酒はどうされるか、御家族で検討しお話合いください。お花はセロハンやリボンなどは一緒に撒くことはできませんので、花束ではなく、花びらで準備します。

⑤ 当日は、動きやすい平服で結構です。喪服の必要はありません。通常の船着き場から乗船しますので、喪服でお集まりいただくと散骨だと一目瞭然で注目の的になってしまいます。またすべりやすいサンダルや踵の高い靴は危険ですので避けてください。

⑥ 出航し、目的のポイントで散骨していただきます。読経や献花はここで行います。

⑦ 帰港後、後日散骨証明書をお届けいたします。

海洋散骨をお考えの方、まずは御家族とよくお話合いの上、ご連絡くださいませ。