『六方礼拝経』という経典の中で説かれている
【悪友】=「避けるべき4種類の人」
【善友】=「付き合うべき4種類の人」
が紹介されていました。
避けるべき4種類の人
●「言葉だけの人」
口先だけで行動が伴わない「あの時はああしてあげた」と過去のことを恩に着せて友情を装う。「今度こうしてあげるから」と未来のことに関して友情を装う。しかし事が迫ると「都合が悪い」と逃げる。
●「甘言を語る人」
目の前ではお世辞を言い、裏では陰口をたたく。うわべだけのうまい言葉を語って、中身が伴わない。
●「遊蕩の人」
飲酒、麻薬、ギャンブルに溺れる。
付き合うべき4種類の人
●「苦しいときも楽しいときも一様である人」
窮地に陥っているときに見捨てない。辛いときに一緒にいてくれる。
●「自分のためを思って話してくれる人」
悪い道に入らないように忠告してくれる。大切な情報を教えてくれる。
●「同情してくれる人」
上り調子のときには一緒に喜んでくれる。落ち目になったときに心配してくれる。人から悪口を言われたときに弁護してくれる。
自由に歩いて行くのなら一人がいい
そのくせ今夜も人の戸口で眠る
背中に隠したナイフの意味を
問わないことが友情だろうか