葬儀の後の問題として、お墓のことで悩んでおられる方は少なくありません。
「先祖代々のお墓はあるけど、一緒でいいのか」
「お墓の購入を考えているけど、なかなか話がまとまらない」
「子供に迷惑をかけたくないから、お墓はいらないと考えている」
「散骨にしたい」
「拾骨しなくても良い」
供養の方法は色々あります。
従来のお墓を選ばれる方はもちろん多数ですが、納骨堂、合同墓や合祀墓、海洋散骨や樹木葬など、現在、供養の方法は多様化しています。もう少しすると「宇宙葬」なども当たり前の時代が来るのかもしれません。
拾骨を希望されない方もおられますが、その場合、広島市では、市で供養(合祀)していただけます。しかし合祀の場合は後の返却はできません。
このトピックス内で以前ご案内しましたが、広島市の平和公園内にある原爆供養塔には、原爆で亡くなられた約7万柱の御遺骨が眠っています。ほとんどが身元のわからない方ですが、名前が分かっている方もあり、広島市は情報を公開し、ご家族の申し出をお待ちしています。
先日、「梶山ハル」さん(当時61歳)の御遺骨がご家族の元へ帰られました。苗字の漢字の違いがあったことなどで長い時間がかかりましたが、76年の時を経て、やっとご家族の待つお墓に入られたそうです。
家族が一つのお墓に入るということの安心感を実感したニュースでした。
いずれにせよ、供養の方法については、ご家族で十分に話し合われることをお勧めいたします。あおばメモリアルではいつでもご相談に応じております。